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株式会社藤居事務所
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食に関するコンサルティング
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外食.com

 

外食.COMに連載中の社長のコラムより

外食.COMに連載中の社長のコラムより
 
まだまだ改善の余地がある外食のインバウンド対策
2016-02-15
 去年あたりからホテルの部屋が足りない、予約が取れない、という話を
よく聞くようになった。今ホテル業界は稼働率が上昇し90%以上は当たり前で
客室単価も高い。結果として独鈷のホテル会社茂業績は好調である。
 これはインバウンド効果の結果である。さすれば一般飲食店の売り上げも
好調であるべきだが明確な数字になってそれは表れていない。
 外食の側にまだやるべき課題がたくさんありそうだ。
日本への旅行者は和食を食べたいというが本当にそれだけでいいのだろうか?
訪日客が求めているのは飲食店の雰囲気やサービスを含めた、トータルの
異国新体験ではないのか。英語のメニューを用意し会話の練習をすることは
ほどほどにして思い出の体験づくりに知恵を絞ることが大事だと思われる。
 
 
 
インバウンド・ハラル対応の外食に大きな市場がありそうだ。
2016-02-01
 イスラムの人口は10億人といわれるがそのうち2億人が現在大きな消費マーケットになっている。
日本でもベールをかぶったイスラム女性を見かける機会が多くなってきている。
そこで聞こえてくるのは豚肉・アルコールを使用しないメニューや食べ物を提供できる
レストランの需要増だ。
 先日シンガポールでハラル中華なるものを食べて来た。このレストランは30年前に
スタートしているがここ5年ほどの間に人気が高まり、連日幅広い客層で満員だった。
ハラル対応ト聞くと難しく思えるが、豚肉を使用せず、飲み物にビールなどがないだけで
ステーキ等の西洋メニューも品揃えされていた。
 ハラル中華があるのであればハラル日本食があってもいいと思えた。
ハラル対応の業態開発が必要だ。
 
 
680円ハンバーガー・シェイクシャック2号店が決まる
2016-01-15
 2015年11月に絵画館前通りに開店したニューヨークのハンバーガーショップ「シェイクシャック」
が早くも2号店の開店を発表した。JR恵比寿駅アトレの新スペースに4月出店である。
当初5年かけて10店舗と発表していたが出店ペースは早まりそうな気配を感じる。1号店は今年に入っても
行列が続いており、その人気の高さを証明している。
一方ではマクドナルドジャパンの株式が売りに出され現在候補者待ちといわれている。
 価格か品質かの問題は現在の外食経営において非常に重要なポイントになっている。本当に価値のある
商品にお客様は支払いをためらわないといわれている。日本一の売り上げを誇るマクドナルドの
不振は時代の変化・社会の変化を表しているのかもしれない。
 
 
外食企業の海外展開が加速していく2016年
2016-01-01
 昨年はバンコク・上海・ミラノ。ミヤンマー・ニューヨーク・シンガポールの各都市に出張した。
ミラノ万博では日本館入場客の多くが、カレー・そば・寿司・天ぷら・すき焼きなどを楽しみ。
ニューヨークではラーメン人気が全米に広がっていることを肌で感じた。
 またシンガポール・バンコク・上海ではすでに日本食の過当競争が始まっている。これらはB級グルメを
含む日本食の世界市場における高い可能性を示している。本格的な外食海外展開には味だけでなく、
パートナー選定・現地化のノウハウ・リスク対策など高い経営力と戦略、そしてそれらを担う人材が必要と
される時代が到来している。
 2016年は既存の進出企業も含めて本格的な外食グローバル展開が加速していくものと思われる。
 
 
「おにぎらず」のヒットに見る米飯市場の潜在パワー
2015-12-15
 20年前の漫画、クッキングパパに掲載されていた「おにぎらず」が今年の日経ヒット商品番付で
12位に入った。二年ほど前から話題になって関連する本の販売も好調で,専用の海苔なども開発されている。
 レシピサイトのクックパットでも人気でその種類は何と1500を超えており
おにぎりに代わって定着しそうな勢いを見せている。
 一方、セブンイレブンの「おむすび100円セール」が頻繁になってきているが、この販促費より
販売個数が約二割伸びるそうだ。総額で800億〜1000億円の売り上げになっていると推測される。
「コンビニのおむすび」と「おにぎらず」の好調さを見ると「ごはん」の付加価値をもう一度見直してみる
必要がありそうだ。潜在マーケットは大きい。
 
忘年会シーズン、勝負の決め手はサービス人材
2015-12-01
 12月になりましたが今月は稼ぎ時の忘年会シーズン,外食各社にとっては稼ぎ時です。
売上獲得のために新メニューや割引セットの販売、さらには今や当たり前になった
「おせち」の販売に力が入ります。忘年会のピークは18日の金曜日。
また今年一気に広がった「ちょい飲み」現象は今や当たり前になり「昼飲み・朝飲み」まで
出てきているので、今年の暖冬傾向は外出が苦にならないゆえに「忘年会」セールスの
追い風になるでしょう。
 外食は味の差だけでなく雰囲気・サービスを含めたトータルサービスがお客様を満足させます。
繁栄店舗・成長企業ではしっかりとした「人の教育」を行って、高い売上・利益を上げています。
今年の忘年会セールスの成否は来年への試金石になりそうです。
 
インターネットがもたらす外食のチャンスとは
2015-11-15
 インターネットが世の中で一般に使われ始めたのは1996年頃だろうか。
それから早くも20年が経過した。今や生活に欠かせない様々なインターネットサービス。 
インターネットが小売りや外食にあたえる影響は大きくなるばかりだ。
この先インターネットはどんな便利さを我々にもたらすのだろうか。
現在のインターネットは単なる情報検索の領域を大きく超えてきている。
中でも各種のマッチングサービスは新しいビジネスモデルをいろいろとつくりだしている。
オムニチャンネルの動きも加速してきている。
 次の20年はあと5年で勝負が決まる。
更なる大きな変化の波に乗り遅れず、新しいチャンスをつかみたいものだ。
 
 
首都圏一極集中と外食産業のビジネスチャンス
2015-11-01
 外食産業は今後成長するのかとよく聞かれる。全国ベースで見る市場は伸びていないが
都心部から50~70km圏の首都圏には3700万人もの人口があり規模は世界最大である。
見方を変えると、人口が決め手になる外食産業にとってはこのエリアは巨大市場で
まだまだビジネスチャンスの潜在能力は高いといえる。
 外食産業は人の集まるところで成り立つ商売である。ゆえに首都圏には次々と新業態が生まれ、
新興チェーンでも出店数を伸ばしていけるのだと思う。また都心部での再開発も継続しており 丸の内・
新宿・渋谷もさらに大きく変わっていく。注目の訪日観光客も伸びる一方で、ビジネスチャンスは広がっている。
 知恵とアイデアで新しいニーズに挑戦していく企業にとって市場は大きく広い。
 
ハンバーガーに新たなブームを巻き起こす SHAKE SHACK
2015-10-15
 9月末から10月始めまで久しぶりにニューヨークへ行ってきた。
タイムズスクエアには相変わらず観光客があふれ  デジタル看板が昼間と見間違うばかりの明るさで
あたり一面にまぶしいばかりの光を放っていて やはりニューヨークは世界の中心を思わせる雰囲気だ。
 そして年内にもオープンが予定されているシェイクシャックハンバーガーは、
どの店にも常時行列が出来てていて実際のところ大変驚いた。
 確かにハンバーガーはうまい。大きさも値段も手ごろであり、女性にも食べやすいいサイズは日本でも受けるだろう。
マックは大量生産、大量販売によるシステムで世界ナンバーワンになったが、やはり時代は変わっているのだろう。
 健康・手作り・安全が食の世界での大きなトレンドになりつつある。
 
人手不足に対して外食はどう対応していくか
2015-10-01
  外食の人手不足は今に始まったことではないというが、最近の状況はかなり深刻になっている。
対策としてセントラルキッチンの活用や高齢者・主婦などの積極採用を進めてきたがこれも限界のようだ。
この先どう手を打つべきか抜本対策の構築が喫緊の課題となって来た。
 2016年の経営計画も人不足への対策なしでは達成が難しい困難な状況になることが予想されている。
キーワードは『生産性の向上』であるが外食サービス産業の大きな部分は人が担っている。
そのため現状の改善では限界がある。これからは、業態ごとに付加価値型のサービスや商品を開発して単価を上げるか、
回らない回転ずしのようにITとロボット機能を活用した働く人が少なくて済む、全く違うスタイルの外食サービスを
開発していかなければならないだろう。その戦いはもう始まっている。
 
 
 
 
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